50代から感じる身体の変化
疲れが取れにくい、脂肪がつきやすい、肌がたるんできた、など50代になると感じる体の不調も少なくないです。
40代から少しずつ体に変化を感じるものですが、閉経後の50代はその変化はさらに大きくなります。
どうしても女性ホルモンの分泌が変わると体の変化は大きくなってしまうのです。
このような身体の変化を感じた際、アンチエイジング対策が必要になってきます。
40代まではとりあえず何か対策をとれば解決することも少なくないですが、50代になると正しい方法で行わないときちんと効果が出なくなってしまうのです。
そこで、ここでは50代からの肌ケアについて紹介をしていきます。
50代からの肌ケア方法
50代になると今までと肌の状態が全く変わってしまいます。
今まであった潤いや滑らかさ、ハリや弾力、決勝といったものがなくなってしまうのです。
これらは肌の美しさを作るものであり、補う必要があります。
とはいえ、特別な化粧品を使ったりエステに通ったりする必要はないです。
毎日のスキンケアを見返すとそれだけでも十分変えることができます。
まずは、きちんと落とすことと落としすぎないことです。
これはメイクの後のクレンジングできちんとメイクを落とすこと、それでいて肌の潤いを落とさないようにすることがポイントとなります。
例えば、クレンジングはオイルフリーのものにしたり、朝の洗顔は潤いを与えるタイプの洗顔料にしたりすることが効果的です。
他にもメイクをしていない日でも日焼け止めや汚れが付着していますからきちんとクレンジングをするようにします。
ふき取る時もゴシゴシすると潤いを失う原因となりますからスポンジで優しく拭き取るのがおすすめです。
次に肌への刺激を少なくしていきます。
化粧水を塗布する際もゴシゴシとするのではなく手で優しく押し込むようにして塗るとしっかりと浸透しますし肌への刺激も少ないです。
洗顔で顔を洗う際も指でゴシゴシするのではなく泡でくるくると転がして落としていきます。
化粧水の選び方
化粧水は肌の潤いが少なくなっている50代にとってとても大切なものです。
保湿成分がしっかりと配合されているものを選び塗布していきます。
美容液やクリームがしっかりと肌の中に浸透していくための役割も果たすものですから丁寧に塗布するようにしましょう。
また、化粧水はアルコールやエタノールといったものが入っていないものが望ましいです。
その代わり、保湿効果の高いヒアルロン酸やコラーゲン、プラセンタ、セラミドといった成分が入っているものを選びます。
オールインワンのジェルを使っている人も、その前に化粧水を塗布することで肌に浸透しやすくなるのでひと手間かかりますが化粧水を塗布することがおすすめです。
保湿効果があるからといって化粧水を塗布しすぎることも避けるようにします。
化粧品は塗布しすぎると逆に肌に残って皮脂が過剰分泌する原因となってしまうのです。
そこで量としては10円玉くらいの量が適量であり何回かに分けて塗布をします。
コットンパックをするのは肌への浸透を上げて乾燥を解消するのに効果的です。
しかし、長時間して効果の出るものではなく、むしろ逆効果です。
そこでコットンパックをする際には3分ほどにしましょう。
化粧水を塗布し終えたらすぐに美容液を塗布します。
これも有効成分が美白やシワ、シミ、たるみなど自分のトラブルに応じたものを選ぶと効果的です。
乳液やクリームを使う
乳液やクリームは肌に水分と油分を与えてくれます。
クリームは油分で肌の水分を保ってくれますし、肌を保護するのにも効果的です。
50代になると肌の水分量が減ると同時に油分も減ってしまいます。
そこでスキンケアによって油分を補給することも必要です。
水分は化粧水で補うことができますが、乳液やクリームを塗布することで油分を補うとともに水分が肌から蒸発することも防いでくれます。
クリームや乳液を選ぶ際にも肌の状態にあっているものを使うとより効果的です。
50代になると乾燥によって小じわが出てきたり長年の日焼けによるシミが出てきたりします。
そこで肌の状態が改善するよう、適切なエイジングケアをするとより肌がきれいになりおすすめです。
スキンケアをする際は、なかなかすぐに効果が出ないということですぐほかのスキンケア用品に買い替えをする人もいます。
しかし、肌のターンオーバー周期は28日であり、加齢とともにより遅くなるので効果が出るのは時間がかかるものです。
最低でも1か月は同じものを使って効果が出るかどうかを確認しましょう。
もちろん使っていた肌の状態が悪くなる場合にはすぐに使用をやめ、状況によっては皮膚に行くようにします。
スキンケアと同様に内側からのケアも大切
肌を美しく保つためにはもちろん前述したとおりきちんとスキンケアをすることが大切ですが、それ以前に栄養バランスの取れた食事や十分な睡眠時間の確保も重要になってきます。
外側からのケアばかりではなく、体の内側からもきれいにしていきましょう。
どうしても仕事が忙しいとコンビニやスーパーのお惣菜に頼りがちになりますが、なるべく自炊して主食、主菜、副菜などバランスよく食べることを意識しましょう。
これらを意識することで、肌の美しさを保つだけでなく、体の健康にも役立てることができるので一石二鳥ですね。
